2010年12月31日金曜日

年賀状


2011年の新年のご挨拶にお出しした年賀状です。私の年賀状は例年前年一年間の動きがわかるような数枚の写真をアレンジしています。今年の年賀状はこのようになりました。
左上から、これは3月に入竺(印度)した時に訪れたムンバイの東にあるカルラ石窟寺院の内部です。数ある石窟寺院の中でも装飾が高度に熟した最高傑作と思います。左右に列柱が並び柱頭の彫刻は素晴らしいものです。正面にあるのはお釈迦さまのお墓を模したストゥーパです。ここで数々の僧侶が礼拝をしました。ストゥーパの上にある傘のようなものは、天蓋といって尊いお方の上にかざす傘です。これと天井の梁はチーク製で紀元2世紀頃のオリジナルのままの物が現存しています。
その右となりは、カルラ石窟寺院近くのドライブインで食べたカレーです。どこのレストランよりここのカレーが一番美味しかったです。地元のドライバが沢山来て食べていました。
その下は、いつも行く焼鳥屋さんで撮った余市の12年のグラスです。私はハイランドのウイスキーが好きです。スコッチだとアイラのを好みます。ニッカは余市の若い年代のもの、サントリーだと白州が良いです。
その下は、富士山西麓の白糸の滝の階段です。8月、朝霧高原でボーイスカウトの第15回日本ジャンボリー(15NJ)に奉仕したとき訪れた場所です。白糸の滝はその上に川があるのではなく、そこから富士山の湧き水が出ていて、いきなり滝になっている場所でした。
その左は、第15回日本ジャンボリー(15NJ)の東京連盟派遣隊のキャップです。
その左は、パソコンの写真合成ソフトで遊んで作った写真です。私が大きなポスターになっていて女性が見入っている構図になっていますがこれは合成です。パソコンで遊んで作ったものです。
その下は、今建築にかかっている正法寺本堂(印度風)の完成予想図です。設計の先生に線画で描いていただいた物に私が色を付けました。元々背景のない絵でしたので、私が勝手の背景を合成しました。背景の写真は、印度のバージャ石窟寺院です。いい具合に雰囲気があいました。
その右は、10月10日に行った、本堂書院の着工式後の記念写真です。門徒総代、前坊守、坊守との記念写真です。このあと昭和4年築の書院の解体が始まりました。今は更地になっています。

これが2011年の年賀状です。ご縁の方々全員にはお届けできていません。これを持って新年のご挨拶とさせていただきます。今年もよろしくお願いいたします。合掌

2010年12月28日火曜日

迷彩服

ひょんな事で迷彩服が手に入った。HELIKON社製のフィールドパーカー(Helikon Field Parka Soldier 2008 MultiCam)である。それもかなりレア物らしい。ポケット類が沢山あって機能的にも良く出来ている。知り合いのこの手のマニアはたいそう欲しがっていた。

12月の25日から2泊3日でスカウトの研修会が三島の山中であったのでこれを着て行った。仲間からこれを着ていると何処にいるかわからないと不評であった。登山には不向きだ。遭難しても誰にも発見されないだろう。

ためしに林道の道標にかけて写真を撮ってみた。

これじゃわからない

2010年12月22日水曜日

冬至の京都

スカウトの会議で京都の本山に来ています。久しぶりに京都タワー地下の風呂に行ってみました。すると湯船にゆずが入っていました。冬至でした。京都だなあ。

本山境内には大きなクレーンが入り来年から始まる親鸞聖人750回大遠忌法要の予備工事が始まっていました。私はまだ年賀状も書いていません。

2010年12月15日水曜日

書院の解体終了


いよいよ大事業、書院本堂の新築工事が始まりました。そして12月11日に書院の解体が終わりました。写真は現存建物と切り離した部分です。木造と言えども基礎がコンクリートなので壊すのに大きな音や振動が伴い、何よりも手強いのは池まわりにあった大きな自然石が大変でした。植栽も大部分撤去しました。松の木のうち一本も撤去されることになりましたが、幹の部分だけを保存しました。なにかに使えると良いんですが。床柱にでもなるでしょうか。

2010年11月30日火曜日

是よりみちのく

今日は福島市でのご法事に向かっています。ここは東北道「阿武隈PA」。ここに「是よりみちのく」の道標がありました。もちろん新しいものですがこれを見ると国境いを通っていくんだなあと実感します。
本当の国境いは白河の関になるんだと思います。
落ち葉がかさかさと風に吹かれる秋晴れで青空がきれいです。

2010年11月26日金曜日

龍谷大学校友会 東京支部ホームページ開設!


私の母校京都の龍谷大学(りゅうこくだいがく)の校友会、東京支部ホームページが開設されました。いみじくも、東京支部になる前の関東支部発足(1987年)の時から関わっているので、現在は副支部長になってしまいました。役員のページに顔写真入り紹介されています。この顔写真は下北沢の鰻や、「野田岩」の二階で撮ったものです。

龍大というとお坊さんの学校というイメージが強いですが、在校生でお寺関係者の比率は圧倒的に少ないです。ですから東京支部の役員でお寺の住職は私だけです。新しい役員さんもたくさん出来て、新しい企画や行事がたくさん出来ました。ホームページの開設もその一つです。龍大卒業生で東京に住んでいたり、通勤している方は是非連絡を下さい。

ホームページのアドレスはhttp://www.ryukoku-tokyo.info/index.htmlです。

2010年11月23日火曜日

白象貯金箱アゲイン


先代住職がデザインした白象の貯金箱、2008年に1800個を復刻作成しました白象の貯金箱が好評の内に全部なくなりました。1800個くらい納品されたときにはあまりにも多いので驚きましたが、約2年でなくなりました。そしてこの度もう一度発注しました。前回の問題点を直し、前回の白象より良い出来です。この度試作品が届きました。写真の通りです。
まだ納品されてきませんが花まつりの頃には出来上がってくると思います。乞うご期待。

2010年11月15日月曜日

築地本願寺報恩講

11月11日から16日まで築地本願寺の報恩講に布教部のお手伝いででています。今年は途中で会津若松のお寺に行くご縁があったので、全日程出ていません。今日からご門主のご親修です。
写真は布教部の控室のお菓子です。

2010年11月10日水曜日

恒例大腸鏡検査


9日は恒例の大腸鏡検査でした。昨年から毎年この時期にしています(恒例と言っても2回目です)。調布駅前の調布東山病院での検査です。昨年は前日に自宅で腸内洗浄をして朝行って検査でしたが、今回は朝から病院に行って、午前中に洗浄して午後検査でした。腸内洗浄は2リットルの洗浄剤を2時間くらいかけて飲みます。その間何回もトイレに行って洗浄剤を出していって、洗浄剤がきれいになって出てきたら検査です。退屈きわまりない時間です。飲んでトイレにいっての繰り返しでした。

午後からの検査で鎮静剤を打って行います。何かうとうとしていますが起きています。小さなポリープが1つ発見されたので私もモニターで見ながら切除しました。

お医者さんはこんな調子なので検査は3年おきで良いですよ、と言うことでしたが、まあ毎年しようと思っています。

この大腸鏡検査には別の期待もありまして、前日から食事制限があって、当日は検査まで絶食、そして腸内洗浄ということで、昨年は2㎏くらい減量になりました(そのうち元に戻りましたが)。なので、ことしも2㎏くらい行くかと思いましたが、全く変わりませんでした。かえって、検査が終わって食べた食事のおかげで増えました。残念。

2010年10月25日月曜日

歩いたり自転車で走ったりしてます


先日の血液検査で数値が思いのほか悪かったので体重減をしています。自転車に乗っています。もともとサイクリング少年だったので自転車は沢山あります。ランドナー、キャンピング、ロードレーサーそれとインド製自転車(これは飛行機で手荷物でもって来ました)まで。今乗っているのは片倉シルクのロード-レーサーのドロップハンドルをオールランダーに代えて乗っています。古い自転車なので変速も後ろは7段です。今は10段くらいあるのでしょうか?そんなに変速しないので充分です。
よく行く築地本願寺までは50分くらいで着きます。この頃は気候も良いので気持ちいいです。いつもは甲州街道をよく使いますが、青山通り、赤坂見附、表参道、井の頭通りで帰ったことがありました。このコースは坂が多く足がぱんぱんになりました。
自転車じゃないときは歩くこともあります。出かけて帰るときに新宿から家まで約5㎞、1時間位の徒歩旅行です。時間があるときは四谷から歩くこともあります。四谷からだと家まで2時間かかります。飲んだとき歩いて帰るとすっかりさめます。
おかげでずいぶん体重が落ちました。いい感じです。

sonyのラジカセ CF-1500


いよいよ建築が始まります。いろいろ片づけ物をしています。開かずの間のような所もありますのでおおっと言うものまで出てきます。今日はあまり使わない座敷の押入を片づけました。ここには、ナパで買ってきたオーパスワンの1995年物がしまってあります。これは無事にありました。その押入の奥からソニーのラジカセが出てきました。おそらく中学高校時代に使っていた物です。おそるおそるコンセントに差し込んでスイッチを入れました。チューニングメーターは動くんですが音が出ません。残念。しょうがないので電源を入れたままそのままにしておいたら、しばらくしたら突然なり始めました。これには驚きました。復活です。そこそこいい音です。FMもAMも立派になります。続いてカセットの部をチェックです。音はなりますが、もこもこしたひどい音です。高音が全く出ません。今度ヘッドをクリーニングして見ようと思います。今日はやりません。

2010年9月29日水曜日

ラサよりの便り


中国のチベット自治区ラサから絵はがきが来ました。拙寺の門徒さんがチベット青海鉄道でチベットを訪問された時にラサから出してくれたものが今日届きました。ご本人はとうに帰国されていて、お彼岸の23日の法要にはお参りにこられていました。絵はがきは19日の消印があるので10日間かかっていることになります。でも、あのチベットからよく10日で来たものです。どんな交通手段出来たのか非常に興味があります。私は2007年に青海鉄道でチベットに入ったことがあります。この鉄道は世界で一番海抜の高い5072mまで上がります。静寂の大平原、峨峨たる雪山、空気は澄み、空は青く、風が吹き、山は遙か遠くとても素晴らしい風景が続きます。チベット仏教の聖地ラサのポタラ宮はどこまでも青い空を背景に白く輝いていました。とても良いところでした。こんなハガキを戴くとまた行ってみたくなってしまいます。(いつでもまた行ってみたいと思っていますが・・・)

2010年9月18日土曜日

京都のコンビニ


やっぱり京都はちがいますね。コンビニでもこんな感じになってしまします。東京だったらただのプレハブみたいな造りになってしまうのでしょね。

以前銀座にドラッグストアのチェーン店が出来たとき、トレードマークの黄色い大きな看板を出していました。もう少し町並みにあうようにすればと思っていましたら、誰に言われたのか?ですが、トレードマークの黄色い看板が茶色に塗り替えられていました。言われる前にやればいいのに。それと、銀座の角に新宿の○ルタの大画面が付いたとき、これも銀座にはちょっと思っていたら、これはどんどん増殖してあっという間にあちこちのビルに画面が付きました。おかげで交差点は画面からの音でとてもdbが上がりました。静かに歩きたいときもあるのに・・・。銀座の商店街はどういう判断なんですかね。

今回は愚痴っぽくなってしまいした。やっぱり京都はすごいです。

2010年9月16日木曜日

安穏灯火リレー

久しぶりで京都の本山にお参りしました。丁度「安穏灯火リレー」の出発式でした。母校龍谷大学のマーチングバンドとチアが来ていました。「安穏灯火リレー」は親鸞聖人の750回忌を迎えるにあたって本山の常灯明の灯を分灯し全国をまわるというものです。京都から北と南に別れて、2コースでまわります。

2010年9月11日土曜日

沖井先生と


今晩はGS東京137団の団委員長と会津若松の沖井智子先生の夕食ご接待に行ってきます。築地本願寺の常例布教においでになっているのでお誘いしました。沖井さんはスカウト指導者会でも副理事長をされているかたでその会でもお世話になっていますし、今年の秋は私が沖井さんのお寺の報恩講にお招きされています。二重三重のご縁と言うことになります。場所は東銀座の福つちが臨時休業なので銀座の豆寅にしました。どちらも良いお店です。

2010年9月1日水曜日

鯉の引っ越し



正法寺に昔からある池が今度の書院建築でなくなります。そこで、池の鯉を引っ越しすることになりました。長年慣れ親しんできた池の鯉がいなくなるのはとても寂しいことですがいたしかたありません。引っ越し先は近所のお寺の池です。

引っ越しは16匹の鯉と大きい金魚3匹です。引っ越し方法は小西養鯉に伺いました。ビニール袋に入れて移動が良いだろうと言うことになり、袋も分けてもらってきました。しかし、袋詰めにするのはどう考えても大変でした。そこでひらめいたのが、ふた付きのプラスチック製ストックボックスがあるので、これに水を張ってそれに入れて、volvoに積んで行けばいいと言う事になりました。

鯉の捕獲が大変だろうという予測とは反対に思いのほか順調に進みました。3匹づつ積んで運びました。新しい池に放すと水の違いか緊張しているのか、なかなかすぐに動き出しませんでした。暫くもの影に隠れていますがそのうちみんなの所に行きました。一安心です。新しい環境に早くなれて、元気に過ごしてもらいたいと思います。

写真はからになった池のあとです。

2010年8月27日金曜日

杉並第2団のキャンプ



今回は杉並第2団(自団)の夏キャンプに行って来ました。場所は静岡県三島市箱根の里キャンプ場です。今回はカブ隊だけのキャンプでした。我が団はカブ隊も野営をします。その上炊事にガスバーナーを使わず、薪炊事のみです。隊長がよく指導してくれますし、カブ隊も頑張っているのでカブ隊の割にはいろいろな技術が身に付いている思います。これからが楽しみです。
同じ日程で、友好団のガールスカウトが同じキャンプ場でキャンプをしていたので、キャンプファイヤーに招待してくれました。そこで我がカブ隊が紹介され、スタンツを披露しました。女子ばかりの中でよく頑張ったと思います。これも楽しいキャンプでした。

また、ヒートシンクが落ちた!





我が家のパソコンはdellのディメンションシリーズです。もう古い型式なのですがまあまあ使えているので使っていますが、唯一困るのが、定期的にヒートシンクがはずれて落ちるのです。落ちると写真のようなエラーサインが出て立ち上がらなくなります。初めての時は何が起きたかわからなくて、エラーサインの文字も読まずに、dellのサービスに電話しましたが、いまは慣れたものです。自分で直します。

ヒートシンクは基盤に着いている2つのU字フックにバネでくっついているので、フックがバネの力に耐えられなくなって抜けてしまいます。そうなるとエラーサインが出るわけです。サービスに頼むと、基盤ごと取り替えで数万円の修理になります。しかしこれは、フックをグイッと差し込んでやると簡単に直ります。バネも少しあおって緩くすると長持ちします。

もう何回修理したことでしょうか。
dellさん何とかなりませんか?
新しいの買えって?
まだ使えるので買いません。

2010年8月20日金曜日

下北沢



電車で3駅で下北沢に着く。夕涼みと言ってはまだまだ暑いが、夜に出かけてみた。別に目的はなく街をぶらぶらした。小さいときから下北沢にはよく行っていたのだが、行くたびに店が代わる。どう見ても飲食店が多い。昔は生活用品を売っている店が沢山あったのだが今はほとんどない。近所の人はどこで買っているのだろうか心配になる。焼鳥屋の多さが目立つ。博多水炊きも目に付く。知っていたフランス料理店は閉店していた。イタリアンも多い。ステーキ屋さんはまだあるのか。

2010年8月15日日曜日

来月は千鳥が淵全戦没追悼法要


月遅れお盆の時期は世の中止まってますね。みんな休みでメールを出しても連絡が着くのはお坊さん同士ぐらいです。面白いことにスパムメールの数も激減です。スパムメールを出す輩もお盆休みなんでしょうか。

東京のお盆は7月なのでこの時期は割とゆっくりしています。月遅れでお墓参りに来られる方もありますがさほど多くはありません。お参りの方もすいていて良いと思います。私は法話の本をおわたしたり、一緒にお茶飲んだりしています。気になるのは暑いことだけです。特にお墓の中は石が焼けているのでとても暑いです。ご参拝の方々くれぐれも熱中症には気を付けて。

浄土真宗本願寺派では9月18日千代田区の国立千鳥が淵全戦没者墓苑において「全戦没追悼法要」があります。他宗他派も同じ所で日を変えて追悼法要をしていますが、我が宗は9月18日です。この法要は「仏説無量寿経」に説かれている「兵戈無用(ひょうがむよう)」(武器も軍隊も必要のない世界を)という仏さまのお心をいただき、戦争で亡くなった全てのいのちを悼み、戦争のない平和な世界の実現にむけた決意を仏様の教えに基づいて明らかにするものです。

仏教徒の方は沢山いると思います。仏教徒とは仏さまの教えを我が人生の最高の秩序として、我が人生の最高の規範として生きることです。不確かなものを基準にしたり、求めたりしていませんか。

2010年8月8日日曜日

ボーイスカウト日本ジャンボリーに参加して


 私はボーイスカウト東京連盟あすなろ地区杉並第2団に所属するスカウトです。私は8月2日から8日まで静岡県の朝霧高原で開催されたボーイスカウト日本ジャンボリーに参加し「信仰奨励サイト」で浄土真宗本願寺派のパビリオンを運営するスタッフの一人として奉仕させていただきました。そこでは浄土真宗本願寺派の教えの布教と、スカウトが挑戦している「信仰奨励章」の修得課目の認定を行いました。
 信仰奨励サイトは仏教各宗派、キリスト教、イスラム教などが軒を並べるテント村です。スカウト達は自分の宗派や興味のある宗派をまわり、課題に挑戦します。浄土真宗本願寺派では、正しい念珠の持ち方、合掌焼香の作法を課題としました。スカウト達はこれを修得し、その後、僧侶から法話を聞いてクリアです。
 私たちの信仰奨励サイトを訪れたスカウトはサインをしてくれたスカウトだけでも約600名ありました。サインをしないで帰ったスカウトもあるので訪問総数はそれ以上だったことです。
 信仰奨励サイトを訪れたスカウトは、少なくとも仏教は先祖供養のためにあるのではなく、私がこの世を生きるための教えであることに気が付いたと思います。
 スカウト教育ではスカウトは明確なる信仰を持つことを薦めているます。したがってスカウト活動は多くの社会教育団体がある中で宗教(信仰)をベースにした唯一の社会教育団体であります。青少年の健全育成のためスカウト活動に是非ご協力とご理解、出来ればご参加を頂きたいと思います。
 写真は浄土真宗本願寺派パビリオンを訪問したスカウトに配布した記念バッジです。左側は、8/5、アリーナで行われた浄土真宗本願寺派宗教儀礼に参加したスカウトに配布されたペンホルダーです。このペンホルダーは約2200個出ました。追伸:日焼けがひどいです。

2010年8月5日木曜日

ジャンボリー大集会

今日の日本ジャンボリーは大集会がありました。アリーナに沢山のスカウトが集まった光景は圧巻です。
ゲストスピーカーにサッカー日本代表監督の岡田さんがサプライズで登場しサッカーボールを蹴るパフォーマンスまでやってくれました。ゲストコンサートには奥華子さん(大学までガールスカウトをしていたそうです)が出演しスカウトは大変盛り上がっていましたが私はよく知らない歌手でした。
写真で臨場感が伝わるでしょうか。遠くのステージまでスカウトでぎっしりです。遠くで四角く光っているのがステージ上の大画面です。左の遠くには大型バスが並んでいます。

2010年8月3日火曜日

15NJ東京連盟のキャップ

引き続き日本ジャンボリーの事ですが、この写真のキャップが今回の派遣隊のキャップです。派遣隊のキャップは各県で色々なデザインがあります。これは東京。

ボーイスカウト日本ジャンボリー 浄土真宗本願寺派のパビリオン

日本ジャンボリー会場の信仰奨励サイトの浄土真宗本願寺派のパビリオンです。お寺の大屋根を模したゲートは私が作ったものです。隣の浄土宗の旗が近くにありのでまちがえられそうです。スカウトたちはこの信仰奨励サイトに来て、3ヶ所の教宗派を訪問し宗教儀礼に参加し法話などを聞くと「信仰奨励章」の取得課目7と8が取得できる事になります。なので、信仰奨励章に挑戦しているスカウトが沢山やってきて大忙しです。

2010年8月2日月曜日

15NJ ボーイスカウト日本ジャンボリー


日本ジャンボリーに来ています。信仰奨励サイトの浄土真宗本願寺派のパビリオンで奉仕しています。今日はあいにくの曇りと雨の連続でした。特に午後2時からの開会式前は大雨で、制服で入場待ちをしていたスカウトはずぶぬれになっていました。特にタイ国参加団の国旗旗手は大雨の中正面を向いたまま微動だにせず国旗を保持していたのが印象的でした。

我々の信仰奨励サイトや浄土真宗パビリオンは仏教や浄土真宗本願寺派の教えなどを参加スカウトにアッピールするため展示やプログラムを展開しています。このサイトには、仏教(仏教スカウト連絡協議会に加盟している西本願寺、東本願寺、浄土宗、高野山真言宗、天台宗、日蓮宗、立正佼成会、孝道教団)、キリスト教(プロテスタント、カトリック、末日聖徒イエス・キリスト教会)、神道、金光教、世界救世教、イスラム教などのパビリオンが作られています。

我が寺から持っていった、お坊さんの石像は大人気です。

2010年7月19日月曜日

カーリーテンプルの写真


正法寺のホームページに載っているインドのカーリーテンプルの写真が本に載りました。カーリーテンプルはインドのコルカタにあるヒンズー教のカーリー女神を祀るお寺です。このお寺では山羊がお供え物として供えられます。供えられると言っても生け贄として供えられるわけで、お寺の前で首がはねられていきます。お供えする人たちがお供えの山羊の耳元で先祖に伝えて欲しい言葉を一生懸命称えている姿があります。残酷のようですがこれが文化です。
カーリー女神はインドの人気のある女神様で、血が大好きとされています。神話によると、シュムバ、ニシュムバという兄弟の阿修羅と戦ったとき、阿修羅を殺戮したとされています。自分の流血から分身を作る阿修羅の流血のみならずその血液すべてを吸い尽くしたといわれています。このことから生け贄の血をお供えすることが始まったのでしょう。

掲載される本は彩図社の「誰も語りたがらない 黒い噂」と言う本です。世界中にある噂話の本です。
そのなかの生け贄文化の紹介のところに載りました。よろしければ読んで下さい。本当によろしければです。550円です。

2010年7月9日金曜日

ボルボが冷えてます

1973年型ボルボ245があります。17年乗っています。エンジンや車体はいまだに堅牢ですが、エアコンが全くだめになってしまいました。修理すると30万円コースらしいです。修理するより毎シーズンエアコンガスを注入していた方が安く付くと言うことで、シーズンはじめにエアコンガスを入れて1シーズン保ってくれたのが一昨年まででした。昨年はガスを入れて、何と1週間しか保ちませんでした。我が家では冬季限定車と呼ばれ、昨年の夏はじっとしていることが多かったことです。

ということで、今年も夏到来です。今年も恒例のエアコンガス注入に行ってきました。仕様だと900グラム入るようですが、400グラム(2缶)入れたところで、そこそこ冷えてきたので良しとしました。果たしてどのくらいの期間冷えてくれることでしょうか。期待大です。

今年は8月初旬にボーイスカウトの日本ジャンボリーに6日間ボルボを連れて行く予定なので、現在その実験期間でもあります。ガスの抜け具合によって、出発前にもう一度ガスを入れる事になるかもしれません。

今日現在気持ちよく冷えています。

2010年7月8日木曜日

切り子燈篭



東京のお盆は7月なのでもう準備が始まります。今日は切り子燈篭を出しました。何年も前から燈篭の骨組みにある金紙の飾りが痛んでいたので今年はそれを新しい金紙で作り直しました。たいした技術もいらない作業ですが、そう言えば小学校の図工、中学校の美術の成績は「5」だっなあと思いだしながら仕事をしました。 完成はこんな感じで本堂につるします。

実はこの燈篭の恰好は実に残酷な謂われによります。上の部分が女性の頭、垂れ下がった青赤紙は髪の毛です。逆さ吊りにされた女性の頭なんです。このような姿で餓鬼道で苦しんでいた目連尊者のお母さんが救われていくという「盂蘭盆経」の教えに依っています。目連尊者のおかあさんが救われていくすがたはこうです。
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「むかしむかし、お釈迦さまの特にすぐれたお弟子の一人に、目連尊者という方がおられました。居ながらにして世界のできごどを見たり、他人の心を見通したりするこどができる"神通力"を持っておられました。
 ある時、その神通力で亡くなった自分の母親の姿を見てみると、餓鬼道に堕ち、やせ衰えた姿になっています。母は我が子を育てるのにやむをえず悪業を犯しその結果、餓鬼道に堕ちたのです。驚いた目連尊者は、神通力でご飯を鉢に盛って供養しますが、母がそれを食べようとすると、たちまちに炎となって食べることができません。
目連尊者は泣き悲しみ、救いをお釈迦さまに求めました。お釈迦さまは静かに説かれます。
 「7月15日は雨期の勉学修行期間(夏安居)の最終日で、自らが犯した罪を告自懺悔するために、憎たらが集う日である。そこでたくさんの飲食物をお供えするがよい」(盂蘭盆経)
目連尊者がそのようにすると、亡き母親は餓鬼道の苦しみから救われたということです。
 すなわち、真実の救いに出会うこととは、亡き母や特定の先祖に供物を捧げるというのでなく、自らが深く仏法に帰依して、限りなき仏さまのおはたらきを仰いでゆくということでしょう。言い換えれば、ご先祖のご恩に報いる道は私自身がお念仏を慶ぶ身となることです。」
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2010年6月29日火曜日

京都 住職研修会

浄土真宗本願寺派では住職の定期研修が京都の本山本願寺であります。私は11年目になるので今回召集されました。僅か一泊二日の研修ですが、全国から70名が集まり、有意義な話し合いが出来ました。色々なご住職からいいアイデアを伺いこれからの寺院運営に活かせそうです。
京都はとても蒸し暑く、窓に冷房の風があたると、露がつきます。

2010年6月22日火曜日

下北半島「霊場恐山」見学参拝


仏教情報センターの相談員研修会で青森県下北の「霊場恐山」に見学参拝してきました。

イタコさんはいませんでした。7月の大祭典と10月の秋詣りの時に里から上がってきて、特設の小屋が境内に作られてそこで「くちよせ」がおこなわれるそうです。境内には本堂と地蔵堂が中心堂宇で、その他宿坊、湯殿などがありました。

恐山は宇曽利山湖(うそりさんこ)畔にある硫黄温泉の噴出口にある曹洞宗のお寺で、境内には硫化ガスが至るところで噴出して硫黄臭がかなり強烈です。硫黄ガスの関係で境内には樹木は少なく、荒涼とした風景です。これがあたかも地獄のように見えるのです。

下北の人々は人が亡くなるとお山に行くといい、先祖供養のため故人が着るものなどがお供えされています。故人は生前の姿のまま生きているというのか、故人の年頃に見合った服などが年ごとに納められています。小さい子どもさんをなくされた時は、その成長にあわせて服が納められ、年頃になると花嫁人形が納められます。

きれいに新築された宿坊がありそこで宿泊しました。食事は精進料理で曹洞宗の食事作法にのっとり五観の偈を称えてから食事です。お風呂は当然硫黄泉で臭いが強いです。衣服に確実に硫黄臭が付きます。宿坊のお風呂もいいですが、境内にある湯殿も良いです。しかし、境内の湯殿はそこに行く通路に照明がないので明るい内に行かねばなりません。宿坊は午後10時消灯ですが、部屋の中は大丈夫です。朝6時半のご祈祷にも出なくては行けません。地蔵堂まで行って約40分くらいの法要がありました。法要の後朝食です。これも食事作法にのっとり精進の食事です。

宗派によって故人のありかた、仏様の功徳の現れ方が異なります。浄土真宗はあらゆる人々が阿弥陀如来の本願力によって極楽浄土に往生して仏様にならせていただける教えです。

2010年6月18日金曜日

久しぶりに東京ビハーラ


今日は久しぶりに築地本願寺の東京ビハーラ電話相談に来ています。午後2時から5時まで電話の前に座ります。と言ってもひっきりなしに電話がかかって来ることもないので、ブログの作成もできます。

電話相談、がん患者・家族の集い、仏教カウンセリングを語り合う会、高齢者施設へのご法話講師の派遣などをしています。

また、築地本願寺伝道会館の宿泊施設をがんセンターに入院される方や、長期入院されている方のご家族のために格安で提供をする仕事もしています。機関誌も発行していて、がん患者さんが書かれた文章などもあります。仏教の教えをもって病やいのちとどう向き合っていくか、生きるために説かれた仏教を伝えています。

相談者に何かを教えることではなく、大所高所から意見を述べることではなく、なによりもお話に耳を傾けることこそ大切なことだと思っています。

現代社会は自分が悩んでいることを隠したがります。しかしそれはそうではなく、悩んで良いんだ、そして安心して悩める世界がここにあるんだということこそ、大切なことです。


私はなかなか電話相談にも来る機会がないのですがこういう活動こそ時間を割かなくてはいけないとおもっています。世のお坊さん方、お寺の関係者の方々、どうぞ時間を作って小さな声に耳を傾けようじゃありませんか。

2010年6月9日水曜日

千仏?buddha meditation



3月の入竺で将来したものの中にBuddha Meditation Cardsがあります。ムンバイ空港の本屋で求めたののですが、なかなかいい雰囲気のイラストです。このカード、二つ折りになっていて内側にメッセージが書けるようになっていて、封筒も付いていました。お寺からのメッセージカードに使えます。メッセージの内容によってはどの色のお釈迦さまにしようかと悩みます。でもちょっと面白いですよね。

2010年6月7日月曜日

宇都宮

今日は宇都宮のお寺さんにご縁をいただいてご法話をさせていただきました。

沢山のお同行がおいででいい時間をご一緒出来ました。

気候も程よく、日光連山から吹きおろす風がやや冷たく、ご住職と空を見上げて「何処かで降ってますね」なんて話したり、ゆったりした時間をすごさせていただきました。

東京を離れることも大切ですね。

帰りに宇都宮の駅でかけソバを一杯いただきました。東京の人間は醤油味がしっかついた黒いお出汁の香りがするとつい食べてしまいます。京都風もいいけどやっぱり関東風もいいですね。

2010年5月30日日曜日

大学の同窓会



昨晩は大学の同窓会が築地本願寺でありました。龍谷大学校友会東京支部というちょっとかたくるしい名前ですが、東京にいる龍大卒業生の全体会です。ですから今年卒業した方から大正生まれの方までいらっしゃってとても年齢層が広いです。京都からは若原学長や校友会三村会長など来賓の方が見えました。会議の前には創立370周年記念式典の映像が流されました。
会議の後は、築地本願寺パイプオルガン副オルガニスト小島さんによるミニコンサートがありました。比較的少ない人数で聞いたのでゆっくり聞くことができてなかなかよかったです。パイプオルガンって、静かな音のとき、足で弾く音やパイプオルガンの作動音が聞こえてきました。からくりの音がするとはなかなか人間味があります。
懇親会では懐かしいお顔と会話や京都の話で結構お酒を頂いてしまいました。いいお酒でした。懇親会の最後はお決まりで円陣になって学歌を大合唱して終了です。学歌は理屈抜きで懐かしいものです。

2010年5月26日水曜日

ボロブドゥール 仏陀伝レリーフ 120面の解説をアップ

制作中だった拙寺ホームページの「ボロブドゥール」のページ、ボロブドゥール遺跡の第一回廊にある仏陀伝レリーフ全120面の解説が入力完了しました。アドレスは http://www.sol.dti.ne.jp/~shiraka/borobudurview.htm です。
大正時代の本を参考にしましたので、文体も漢字も旧態で、初めてみるような字が沢山出てきました。辞書を引くこと何回あったでしょうか。
たとえばこんな字がありました。跪く=ひざまずく、囀=さえずる、擲=なげうつ、灑=そそぐ、羸=つかれる、鹵簿(ろぼ)=天子の行列、牀=ゆか、窶=やつれる、扈=したがう、など気絶しそうな漢字と出会いました。
仏陀伝の細かな描写も沢山出てきてとても良い勉強になりました。

2010年5月23日日曜日

築地本願寺'親鸞聖人降誕会'


5月21日は浄土真宗の開祖親鸞聖人の降誕会(ゴウタンエ)法要が築地本願寺で厳修されました。降誕会とは浄土真宗をお開き戴いた親鸞聖人のお誕生に感謝する法要です。私達は親鸞聖人のお誕生を「降誕」といただきます。21日は午前中から築地本願寺に詰め、献納楽と降誕会法要に出勤し親鸞聖人のお徳を讃歎させていただきました。沢山の方々と一緒に正信偈のお勤めをするのはとても感動します。一人でのお勤めも良いですが沢山の方々と一緒の法要も格別です。
そして今年の降誕会はとても暑い一日でした。法衣、衣体は6月で衣替えなので、5月中は冬物です。降誕会は特別な法要なので袴も付けています。汗だぐの一日でした。温暖化の影響か毎年暑くなるような気がします。
写真は仏具さんが企画販売した「築地本願寺参拝記念」ピンバッジです。右側のは仏教のシンボル「仏旗」のピンバッジです。仏旗のピンバッジをつけるという事は、私は仏教徒です、と言うことのアッピールにもなります。でも、このバッジが「仏旗」だとわかる方はなかなかいません。どんどん宣伝しなくては。
 バックの文庫本は名著井尻進氏の「ボロブドゥル」です。
余談ですが、井尻氏は大正時代にインドネシア、ジャワ島ボロブドゥル遺跡を緻密に調査研究された方で、特にボロブドゥルに彫刻されたお釈迦さまの伝記レリーフ(仏陀伝)120面の解説は素晴らしい物です。これが本願寺発行の「大乗」に連載されたことから、当時上海無憂園におられた本願寺22代門主大谷光瑞師が巻頭文を書かれ、上海の「大乗社」から名著「ボロブドゥル」として刊行されました。

2010年5月14日金曜日

高ばしのどぜう

一昨日は仏教情報センターの総会研修会に出席。地下鉄森下駅で下車、会所のお寺に行く途中、高ばしのどぜう屋さんの前を通りました。ずいぶん前に一度お伺いしたことがある店です。確か通でもないのにこれが通の食べ方だということで、どじょうをまるのまま鍋で煮たのにねぎをたっぷりのせて食べたことでした。本当は柳川鍋くらいがよかったのですが。


閑話休題。研修会では「自死対策に取り組む僧侶の会」の藤沢代表から講演を頂き、ワークショップでは自死思慮者からの相談手紙に自分で返信を書くという想定で実習しました。
この自死思慮者や自死者のご遺族にどう寄り添っていくかという事は大きな課題です。いい研修でした。
そして研修会総会のあとは深川飯を食べにいきました。

2010年5月8日土曜日

築地本願寺雅楽会


昨日は雅楽の稽古日でした。毎週金曜日は築地本願寺で雅楽の稽古です。私の持ち管は龍笛です。考えてみたら京都本山の勤式指導所て雅楽の手習いを受けたのが昭和54年、1979年のことですからかれこれ31年も笛をいじっています。なのにそんなに上手にならないのはどうしてでしょうか?

今は、5月21日(金)の築地本願寺の親鸞聖人の降誕会(ごうたんえ)の法要楽の稽古です。今年は献納楽が平調の「三臺塩(さんだいえん)」、法要楽は双調の「陵王(りょうおう)」と「酒胡子(しゅこし)」です。まあまあよくできたかなと思っても先生方(宮内庁の先生です)から厳しい指導が入ります。日頃の練習不足があらわになります。本番まで来週もう一回稽古があります。がんばりましょう。


築地本願寺の降誕会には沢山の方々にお参りいただければと思います。無料の祝賀パーティーもありますので。

※「親鸞聖人降誕会法要」とは浄土真宗の開祖親鸞聖人の誕生日5月21日にあわせて法要を厳修し、聖人の生誕をお祝いし、浄土真宗をお開き戴いたことへの報恩感謝をする法要です。そして、この法要を通して浄土真宗のみ教えに会い、聴聞させていただきます。

2010年5月6日木曜日

親鸞展



日本橋の三越で開催されている「親鸞展」に行ってきました。なかなかの盛況でした。国宝級や重文級のものはありませんが、テーマが「親鸞の見た風景」ということでしたので、親鸞聖人のご一生をお誕生からご往生までその時の風景や時代背景にならって展示してあり、とてもわかりやすいものでした。
なかでも、物販コーナーで買ってきた「親鸞の見た風景」というDVDはよくできていました。親鸞聖人のご一生を考えるのにとてもよいです。もっとよかったのは、親鸞聖人のフィギアです。今までの展覧会では宗祖聖人のフィギア(人形)など考えられませんせした。小さいものですがとても良くできています。当然買いました。3150円でした。写真はそのフィギアです。5/10まで開催されています是非どうぞ。