2010年8月15日日曜日

来月は千鳥が淵全戦没追悼法要


月遅れお盆の時期は世の中止まってますね。みんな休みでメールを出しても連絡が着くのはお坊さん同士ぐらいです。面白いことにスパムメールの数も激減です。スパムメールを出す輩もお盆休みなんでしょうか。

東京のお盆は7月なのでこの時期は割とゆっくりしています。月遅れでお墓参りに来られる方もありますがさほど多くはありません。お参りの方もすいていて良いと思います。私は法話の本をおわたしたり、一緒にお茶飲んだりしています。気になるのは暑いことだけです。特にお墓の中は石が焼けているのでとても暑いです。ご参拝の方々くれぐれも熱中症には気を付けて。

浄土真宗本願寺派では9月18日千代田区の国立千鳥が淵全戦没者墓苑において「全戦没追悼法要」があります。他宗他派も同じ所で日を変えて追悼法要をしていますが、我が宗は9月18日です。この法要は「仏説無量寿経」に説かれている「兵戈無用(ひょうがむよう)」(武器も軍隊も必要のない世界を)という仏さまのお心をいただき、戦争で亡くなった全てのいのちを悼み、戦争のない平和な世界の実現にむけた決意を仏様の教えに基づいて明らかにするものです。

仏教徒の方は沢山いると思います。仏教徒とは仏さまの教えを我が人生の最高の秩序として、我が人生の最高の規範として生きることです。不確かなものを基準にしたり、求めたりしていませんか。

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