2008年6月3日火曜日

六曜を気にしますか?

日の良し悪しを言う「六曜」(先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口)を気にする方がいて困りました。
先日久しぶりに京都で会議でした。今回は浄土真宗の本山での会議ではなく、各宗派のお坊さん方が集まる会議でした。会議はまあまあ順調に進みましたが、次回の会議日程を決めるときになって、いくつか出ていた日程案について、ある宗派のお坊さんが「この日は大安だから慶事が入ってくる」「この日は先負・・」「この日は・・」と言い出す始末。結局次回会議日程がなかなか決まらず、司会の方が、「出られる人は出てください」ということで決めてしまいました。公式の場でこんなに六曜を言う方ははじめてでした。
日の良し悪しを気にして、自分の行動を狭めるばかりでなく、周りの人まで迷惑をかけていることに気がつかないのでしょうか?六曜を沿った行き方をするのがその宗派の教えなのでしょうか?よくわかりませんが。
私、六曜を使わない浄土真宗で良かったと思いました。浄土真宗は、深く因果の道理をわきまえて、現世祈祷やまじないを行わず、占いなどの迷信にたよらないのが宗風ですから。

0 件のコメント: