2010年4月10日土曜日

帰朝いたしました


3月29日より入竺いたしておりましたが、4月6日無事帰朝いたしました。今回で11回目の入竺でしたが3月下旬から4月にかけてのデカン高原は想像していた以上に暑く、体力が必要でした。

今回の行程は、空路、新嘉坡(シンガポール)経由でコルカタより入竺。市内のカーリーテンプル参拝、マザーテレサの施設2ヶ所を訪問。ハウラー駅より列車でビハール州ガヤ市へ。ブッダガヤにて釈尊成道の地ブッダガヤ大塔を参拝し勤行、印度山日本寺参拝勤行、同寺院が運営する幼稚園と光明施療院訪問。セーナ村、苦行林、乳糜林、前正覚山、マハンタ邸など訪問。陸路バナラシへ。釈尊の初転法輪の地、サールナート参拝。迎仏塔、博物館、ムーラガンダクティー寺院等参拝。バナラシから空路ムンバイ経由オーランガバードへ。アジャンタ石窟群訪問参拝、第26窟にて勤行。エローラ石窟群参拝、第10窟にて勤行。空路ムンバイにもどりムンバイより陸路カルラ石窟、ベドーサ石窟、バージャ石窟を訪問参拝。その後、ムンバイより新嘉坡経由で帰朝、というものでした。短い日程でしたので忙しい毎日でしたがそれなりの成果があがりました。

特にカルラ石窟、ベドーサ石窟、バージャ石窟ではオリジナルの木製(チーク材)の梁や天蓋を見ることが出来ました。これらは紀元前2世紀頃の開窟です。風雨にあたらない窟の中だからこそ現存しているのだと思います。

今回は忙しい日程だったのでゆっくり将来品を選ぶことも出来ませんでした。持ち帰ったものは私用に具する、ニームの歯磨き粉、マイソールサンダルソープのみでした。本当は香油、ローズウォーター、ベビーブッダ像などを将来したかったのですが叶いませんでした。これらは次回の入竺の時にしましょう。

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