アジャンタ・エローラはもう4回目になりますが毎回新しい発見があります。今回はアジャンタ第6窟の二階の柱を手で叩くと素晴らしい音で響くことがわかりました。それも柱ごとに音色が違うのです。他の窟でも試したら細い柱は結構良い音がしました。石窟寺院に行かれたらお試しあれ。柱を叩いている人は誰もいません。
エローラはとても暑かった。第16窟カイラーサナータ寺院の横から岩山に登って、上から見ようと思いましたが暑さで断念しました。エローラ前のレストランで旅行社が作ってくれたざるそばはとても美味しかった。
ムンバイで自由時間の日、皆はムンバイ市内観光とお買いものでした。しかし私と建築家のM先生は車をチャーターし120km位離れたところにあるカルラ石窟(Karla Caves)、ベド-サ石窟(Bedsa Caves)、バージャ石窟(Bhaja caves)の三ヵ所に見学参拝しました。カルラ石窟はBC2世紀~AD4-5世紀にわたって造営されていますが、ベド-サ、パージャはBC2世紀ごろの造営で装飾が少ない窟でした。カルラは後からヒンズーの寺(Ekvira Devi Temple)が建ってそこに参る人がいるのでそこそこ賑やかでしたがバージャはチケット販売の係とレモネード売りの少年のみ、ベドサは牛しかいませんでした。どちらも誰もいないに等しい反面、とても静かで風の音だけがする素晴らしい石窟郡でした。
それにしてもどの石窟はデカン高原のテーブルマウンテンの中腹の岩盤が出ているとところにあるので、いずれの窟も何百もの階段を上がらなければなりませんでした。ちなみにベドサは数えたら437段もありました。
写真はバージャ石窟です。
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